易訳 丘浅次郎作品

矢野重藤


はじめに


 おか浅次郎あさじろうさん(敬称けいしょうを「さん」とします)の著書ちょしょを読みやすくするために現代的げんだいてきな表記にかええ、内容ないようも少し改竄かいざんしています。底本ていほん(注:原文)のままでは、現代げんだい人に馴染なじめません。また文中の表現ひょうげん辞書じしょで引くと一手間かかります。
 おかさんがこれらの文章をおおやけにしたのはより多くの人にこの文を読んでいただきたいとの思いがあった、と推察します。おかさんが記述きじゅつした文章の主旨しゅしわたしなりに咀嚼そしゃくして、その思想を広めたいので、易訳いやくをアップしました。わたし改竄かいざんした文章でもび水となれば、博士はかせよろこんでくれるかも、と思っています。
 かくサイトページの文末ぶんまつ底本ていほんのリンクをはりました。易訳いやく文を読んで、より理解りかいを深めたい方は是非ぜひとも底本ていほんをお読みください。原文を読んでいただければ博士はかせの意見がはっきりわかるでしょう。
 とりあえず気に入ている作品です。ぜひ読んでください。

易訳いやく作品集


1.易訳いやく_うたがいの教育  ◎疑いの教育(2016.11.24)
2.易訳いやく_境界きょうかいなき差別さべつ  ◎境界なき差別(2016.11.24)
3.易訳いやく_固形こけい論理りろん  ◎固形の理論(2016.11.24)
4.易訳いやく_落第らくだい退校たいこう  ◎落第と退校(2016.12.10)

おわりに


 おか浅次郎あさじろうさんの文章と2014年夏にめぐり合い、その後、おかさんの文章をいろいろ読みました。自分の考えていたこととことなるところもありますが、大いに共感きょうかんしました。
 易訳いやくなどとせず、本来はわたし自身が自分の言葉で、自分の考えを表現ひょうげんするべきですが、わたしにはその能力のうりょくがありません。言葉足らず、表現ひょうげん下手てたわたしの話は多分わかってもらえません。おかさんの文章を勝手に利用りようさせてもらうことにしました。
(2016年12月10日)